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sing a song
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作詞 あかね |
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あれ 微かに聞こえる
雨に溶けた涙のおと
そこに座っていたのは
他でもない僕だった
あの頃は そうか 泣いてばっかだった
誰かに気付いてほしくて 期待してたんだろう
この雨が全てを呑み込んでいくように
僕に今できること それは歌を歌うこと
悔しさや辛さを言葉にいっぱい詰め込んで
鼻声でいいんだ 叫んでもいいんだ
あれ わずかに聞こえる
水たまり はねる 靴の音
僕らの横を通り過ぎたのは
他でもない僕だった
後ろ姿 あぁ,あの時も泣いていた
丁度何かと悔しくて当たってた自分だ
この雨が歴史を見させてくれてるなら
僕に今できること 一緒に歌うこと
枯れることのない涙を雨と一緒に
忘れるなんて言わない 覚えていてと言うから
ひとまず今日まで生きてきて
辛いことも沢山あった だから
頑張った証に もう居なくなっていいですか
明日を迎えるのがつらいから
もうどこにも行きたくないから
生きている意味がないことぐらい知っています
あれ そういえば君に
言っておきたかった言葉
ずっと頑張らなくてもいいんだ
今日だけ生きればいいんだ
この雨が全てを呑み込んでいくように
君に今できること それは歌を歌うこと
悔しさや辛さを言葉にいっぱい詰め込んで
鼻声でいいから 叫んでもいいから
この雨に負けないくらい 一瞬だけでいいから
僕に今できること 君と一緒に歌うこと
音程なんて気にするな 鼻声のまんまでいいから
叫んで今を思い切り殴ってしまえばいい
今日だけ生きてれば
辛いことよりはるかにちいさい
幸せに気付くことができるだろうから
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