|
|
|
オオカミ
|
作詞 Agi |
|
森のオオカミ夜空に吠える
月明かりに照らされて
まるで自分の願いごとを
月に祈ってるようだった
どうしてこいつがこんなにも
悲しく吠えるのか
これはオレの想像だ
おそらくこうだろうな
きっとこいつは寂しいんだ
だから吠えているんだ
怖くて仕方ないから
夜に寄り添っているんだ
本当は弱い生き物なんだ
人間みたいだろ?
周りから恐れられて
独りになってしまったんだ
するどい眼つきとがった爪先
体中が武器で
そんなオオカミよ
自分が嫌いなのか
でかい体の背中が
とても小さく震えてる
オレは知った本当は強い
生き物なんていないこと
オレは少しそばによって
背中をさすってやる
「もう独りじゃない、
オレがいるからな。」
オオカミは泣きながら
一度だけうなずいた
もう夜空に吠えなくていい
オレがついているからな
|
|
|