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空へ
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作詞 Rafale |
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花を手向けアパートに戻る。一人きりの部屋でしたためる詩。
テーマを決める。机に目を向けると一枚の写真。二つの笑顔が待ち受けてる未来も知らずに微笑んでいる。
テーマが決まる。君の事を、君の詩を描きたいと思う。留まってしまった二人の時を取り戻すために。部屋に居ては詩は描けない。自転車に跨り、手向けたばかりの花を再び目にする。
空を見上げてみる。君は今見てるかい。僕は心がかき乱される。
悲しくて泣いているのは僕だけでいい。君は笑っててヨ
街角のデパートに短冊が飾られてる。七月の今日、あれから一年だね。幾つもの夢が掛けられてる。闘う姿が掛けられてる。病気が治りますように。サッカー選手になれますように。彼女と死ぬまで一緒に居られますように。
僕が悲しむ事で誰が救える?僕の魂を掛ける。みんなの願いが叶いますように。
空を見上げてみる。君は今見てるかい。僕の心が満たされてゆく。
嬉しくて笑ってるのは僕だけでなく、君だけじゃない、、、。
できあがった詩を歌う。大きな声で歌う。空に、君に届くように。短冊の主たちに届くように。
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