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不固定化人生論
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作詞 石川美好 |
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「人生ってなあに」
純粋な瞳で
無垢な心で
あの子は私に語りかけた
きっとだけれどあの子には
世界が素敵なものである
そう見えてるんだと思って
そう思って
私は目を閉じるしかなかった
私は心を探るしかなかった
人の生きる道なのか
人の生き様なのか
人を生むことなのか
人を生きさせることなのか
考えた所で
答えが出るとも思っていなかったけども
否 答えを出す気もなかったんだけども
答えを出してしまったら
それは固定化される
意見があまた乱れる世界で
反対意見が存在する世界で
固定化されつくした概念こそ
砕け散るのはたやすいのだ
ならばそのときそのときで
答えを変えきってしまうのも
ま、人生って奴ではないのだろうか
たぶんきっとおおよそと小声で呟く
そうして私はこう言った
「大人になればきっと・・・判るよ?」
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