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明けの国
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作詞 亘理のい |
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暗い部屋の中をひとりうずくまって過ごした
やっと出たら外の世界は私の知らない場所
声がすると覗く私の瞳はまだ黒く
癒えないであろう心の傷に痛く刺さるわ
お願い
人を悲しませたくないの
権利を手にいれたならもう世界を変える
一番星が意外と近くにあることに気づき
しんしんと降る雪をまた懐かしく思う
もう二度と帰れない
帰らない愛しい場所に
私のいた証は多分残ってないだろう
持っていても仕方無い携帯電話壊して
闇夜にかざすランプを持つ御者に頼むの
いつもよりは重い服を少しずつ引きずって
大好きだった人の元へ一直線に
お願い
誰も悲しませたくないの
力を手にいれたのだからもう何も望まない
本当は帰りたいと思っているあの場所に
晴れの朝も雨の夜もあったことが幸せ
もう二度と帰れない
懐かしい人のいる場所
私の中で永遠に生き続けますように
お願い
私傷つきたくないの
いつまでも夢を見ていた少女のようでありたい
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