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君
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作詞 亘理のい |
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久しぶりに見た君の顔
記憶と全然変わらない笑顔に
少しほっとする
あのころより少し伸びた髪に
触れたくて伸ばした手を
握り締めてあたしも笑った
会うたびに思ってしまうのは
これ以上にないってくらいに君を好きなこと
ただそれだけで
胸の痛みさえ分からなくなるくらいに
君の仕草が愛おしい
「彼女?」
「勘違いすんなよ。彼女じゃねえよ」
君の友達の問いかけに答えた君の笑顔
少し苦しい
あたしたち恋人同士に見えるのね
言いかけた途端に
「二人でいるから変に思われる」
唇かみ締め笑った
あたしの知らないどこかの場所で
君は今何をしているのだろうか
君を知りたいと思う一方で何も知りたくない
矛盾のぐるぐる胸の中それでもいい
君が愛おしい
ふとしたときに思い浮かぶのは
君の声
君の髪 君の笑顔
君の後姿
いつも見て歩いてきた
どうか気づかれないように
久しぶりの君の背中に
なんだか嬉しくなりながら
あたしは今日も君を夢見る
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