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不器用な三角形
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作詞 蛍 |
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丸いあの子が羨ましい 皆に優しく撫でられて
遠くから眺めてるあたし 鋭くなってく三角眼
どうして?どうして??って
僻んでばかりで 妬んでばかりで
さらに尖った心は 誰も寄せ付けなくなって
あたしは孤独な三角形 誇らしげな満月の晩に
「あんたの所為だ。」って 恨んで憎んで 睨んでいた
誰かを嫌いになる度に 自分も嫌いになっていく
ねぇ、どうしたらいいの?
歪んだ地面にポロリ 溜め息落ちた
丸いあの子になりたかった 器用に愛想ふりまいて
比べれば比べる程 醜くなってく三角眼
どうして?どうして??って
荒むばかりで 淀むばかりで
こんな尖った心じゃ 誰も近づいてくれないよ
あたしは孤独な三角形 消え入りそうな弓月の晩に
「独りは寂しい。」って 鍵が外れて 本音が零れた
誰かに素直に言えたなら 何か変わっていくのかな
ねぇ、受け止めてくれる?
滲んだ空にジワリ 星が瞬いた
あたしは不器用な三角形 暗幕下げた光無き夜
「愛されたいよ。」って 願いが零れて 涙が溢れた
誰かに必要とされたくて 尖った心にヤスリをかける
きっと、誰もわからないだろうけど
真っ黒な空にキラリ 星を描いた
あたしは不器用な三角形…
あたしは孤独な三角形… LuLuLu…
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