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6月5日、雨。
作詞 蛍
「6月5日、今日も雨でした。
 君は何を考えていますか?」

道路脇の紫陽花 視界に入る度
あの、花言葉思い出すんだ

黒い傘の中 秘密を分け合い絆深めてたね 

 そう僕らの間には いつも雨が降ってて
 神様はお見通しだねって ふたり笑っていたんだ
 繋いだ手と手には 未来など無かった
 それでも僕ら雨に紛れて 今を重ねてた


「6月5日、去年も雨でした。
 君は思いだしてくれてますか?」

路地裏の猫軒下で 雨宿り
ねぇ、止むまでそこにいるのかい?

不確かなモノ 待つのは想像以上に苦しいよ

 そう僕らの間には いつも雨が降ってて
 それは誰かの涙のようで 良心が疼いたんだ
 繋いだ手と手には 鉛が下げられてた
 それでも僕ら愛と信じて 心寄せ合った


 そう僕らの間には いつも雨が降ってた
 青い空は似合わない 哀れなふたりだったね
 紡ぐ言葉はいつも 現実離れしてた あぁ…
 
 そう僕らの間には いつもいつも雨が降ってて
 神様はお見通しだねって ふたり笑っていたんだ
 繋いだ手と手には 未来など無かった
 それでも僕ら雨に紛れて 今を重ねてた
 
 
「6月5日、明日も雨の予報。
 君の場所は…どうですか?」

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 6月5日、雨。
公開日 2010/04/07
ジャンル ロック
カテゴリ 恋愛
コメント 大人の切ない恋を、雨に重ねて。
よかったら読んでみてください。感想などいただけたらさらに嬉しいです。

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