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引き際
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作詞 Mayu |
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夜中一時の暗い部屋は
液晶画面だけが明るい
「さよなら」の文字しか書いてないメール
何度読み返してるんだろう
思えば僕は一人だった
君はもっと孤独だったね
悪いけどさよならなんて言えない
温もりや愛しさが
今にも溢れそうなのに
会わなくて良かった
心が動いてしまうから
電話できなくてよかった
きっと声にならないから
日々は過ぎるのに
あの日からずっと眠れない夜
最後のメールを送った後は
ただ止められずに泣いていた
君と関わった全てのものが
僕の部屋の隅々まで満ちていて
誰にでも優しい君だから
きっとそんな素振りは見せない
心濡らして傷ついてても
僕だって最後まで
分からなかったんだから
電話できないほうが良かった
会話にならないから
本当に会えなくて良かった
断ち切れなくなるから
君は君の幸せのため
僕はもう一度笑えるため
壊れそうになったって
もう二度と振り向かぬよう
乗り超えてみせるから
だから今だけは泣かせて
君の事想わせて
僕一人で過ごす日々に
慣れてしまうまで
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