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ヒラリ
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作詞 syarin |
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穏やかな風が笑って
いつか君を連れ去っても
懐かしい香りと
切なさの余韻はずっと胸の中
騒々しいくらいの桜吹雪
あの日の後ろ姿
永遠のモノにしたら
二度と触れられない気がした
ヒラリと踊る悲しみが
心に降って温めてくれた
宛てもなく歩き続けた
君を思い出すためだけの桜道を
呆れるほど針は廻って
いつか君を奪い去っても
確かな温もりと
無邪気な声はずっと胸の中
目まぐるしいほどの桜吹雪
あの日の日溜まり
二人約束したんだ
二度と忘れたりしないよ
ヒラリと舞う思い出が
心を溺れさせるほど濡らすんだ
何となく手探りをした
何も見えないくらい滲んだ桜道で
夢には二つあって
寄り添って語り合ったこと
目が覚めたら1人ぼっちだったこと
ヒラリと飛ぶ花びらが
風に揺られながら空の彼方へ
あの日君を見送るように
やがて何もなかったように消えていった
最後の言葉さへ残さぬまま
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