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もう、何も聞こえなくて
作詞 syarin
それは透明色の綺麗な夢でした
青く澄んだ空 コンビニの駄菓子
歩いた道のりはとても短くて
それでも思い出は濃くて眩しかった

僕を包んだ優しさは
どんな夕焼けよりも温かくて
愛しくて眠くなるほど
僕の左手を包んでくれました

目障りな日々の雑音 君の声に縋った
子守唄のような柔らかさ
このまま何処か遠くへ行きたくて
迷子になってもいいと思えた


君がそばにいたから 



それは透明色の綺麗な幻でした
西陽に透けた髪 錆びたままの自転車
手を繋いだ時間はとても短くて
それでも僕らは未来を描いてた

君が流した涙は冷たくて
何度も掌で包み込んでみた
その度溢れ出る想いは
二人の心を温めてくれました

騒々しい日々の雑音 夢の続きを願った
真っ白な現実の彼方
このまま何処か遠くへ行きたくて
迷子になってもいいと思えた

君が笑っていてくれたから


めまぐるしい記憶 薄れゆく面影を追いかけた
遠ざかる愛しさ
もう一度あの頃に戻りたくて
君と一緒に彷徨っていたい

もう何も聞こえなくて

もう、何も取り戻せなくて


 

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歌詞タイトル もう、何も聞こえなくて
公開日 2015/03/12
ジャンル 詩(ポエム)
カテゴリ 失恋
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