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知り合い
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作詞 わーわーわー |
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僕のお父さんは薬の実験で
皮膚がとけてそれはまるで
人体模型のような
不気味な姿で帰ってきた
お母さんにいたってはあいかわらず
どこか遠い遠い遠い遠い場所を
じっとみていてそして
涙がこぼれてる
お兄さんとお姉さんは二人とも
クローンの動物たちを放し飼いにして
でも餌がないので
共食いさせている
僕の友達は理科室のなかで
うらやましげに蛙のホルマリンをみて
水槽にホルマリンを入れ
それ浴びている
学校の先生は放射能で
もう何がなんだかわからなくなり
その放射能を学校中
ばらまき歩く
おじいさんは手も足もないので
電動の車椅子で僕に近づき
口にくわえたナイフで
僕の手足を
切り落としにくる
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