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祈り
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作詞 Black Cat |
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(祈りを込めてー・・・)
戦火に焼かれた 村に一人
火から逃げた少年は兵士からも逃げる
塵に還り逝く人々 荒れた荒野
少年はもう戻ることは無く絶望を抱く
剣(けん)を取った者は何を願い 託した
最後に自らの欲望を抱いて
走(はし)いて走(はし)いて
赤い瞳は真実を手にする為
王都(おうと)へ急ぐ 赦しを乞う冒涜の民を切り裂いて
赤く染まる屍の上を歩いて
願えば願うほど残酷なる創造神(かみ)とかす
聖火に灼かれる 自らを生贄に
火は人を燃やし神の御許(みもと)に逝けると信じ
灰に還り逝く人々 許せぬ思いが
少年の胸を熱くし血が体を廻(めぐ)り怒り狂う
剣(つるぎ)を取った彼は何を叫び 失った
最後の思いを果たすと決意して
走(はし)る走(はし)いる
黒い瞳は自由を手にする為
王都(おうと)へ走る 血走る剣(つるぎ)を振りかざして殺める
赤く染まる手はもう戻らない
叫べば叫ぶほど残酷なる救世主(かみ)とかす
望まぬ戦で死んで逝った者 女体(おんな)子供まで容赦なく
全てを皇帝王(おう)の所為(せい)にしないと 少年は生きていけなかった
赤い手はもう彼女を触れることできない
だからこそ!
赤い瞳は王都(おうと)を潰し壊す為
革命を起こす 背だけに合わぬ剣(やいば)を取り
兵士家臣を殺して皇帝王(おう)の元へ
民衆は彼を神と称えた救世主(キリスト)と同じく
『最後、黒い瞳の少年は
何も望まなかった
残酷な創造神(かみ)に・・・
なってしまったからー・・・』
(祈り(望み)は・・・罪?)
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