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結露
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作詞 由本終 |
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心の中で君が呼んでる
溜め息が出るほど湿った息で
もう声は枯れたかい?
言うほど俺は大人じゃないよ
無我夢中で追いかけてきた
そんな風に笑わないで
結露していく、心の扉
君が呼ぶ声の振動で
滴が伝って汚れた淵は
俺がちゃんと拭ってあげる
瞳の裏で君が泣いてる
眠れないほど胸に残る顔で
もう涙は枯れたかい?
言うほど俺は綺麗じゃないよ
見様見真似で重なってきた
そんな風に怯えないで
結露していく、瞳の扉
君が泣く声の振動で
滴が伝って汚れた淵は
俺がちゃんと拭ってあげる
もう眠ってしまったかい?
言うほど俺は弱くないよ
西高東低で寒がってた
こんな風に眠りながら
結露していく、視線の扉
俺が言う声の振動で
滴が伝って乾いた跡は
俺がそっと撫でてあげる
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