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盛者必衰
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作詞 雫月 |
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いつだって傍に居る四文字熟語
「永遠なんて在るのか?」まだ疑う君
其の名は『盛者必衰』『栄枯盛衰』
つれづれなるままに書いたって救われない
驚くほどに眩しい光を浴びた後には
残酷なほど美しく散って行くのでしょう
其れを幸せだと感じ覚悟を決めた者には
天から救いの手など降りてくるでしょうか
たかが自分を守るそれだけのこと
然し乍ら大げさな結界を張る
こんなんじゃあまりにも華がないから
精一杯の術を借り物に注ぎ込む
散るなら潔く散りましょう
汚れた手ぐらい洗えます
精一杯生きた証拠には
花弁が印されるでしょう
嘘を吐くことだって芸術になる
傷跡に染み込んだ君の言葉は
いつまでも絡みつくだけど不意に
顔をあげたときに救われる 光差す
強いだけでは生きていけない
要らない優しさを振り撒いても
華束が欲しい訳じゃなくて
たったひとりの君の言葉
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