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されど届かず
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作詞 藍果 |
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幻想(ユメ)の中で手を伸ばした
愛しいキミをつかめるようにと
あと少し あと少し
指先が肩に触れた...
その瞬間(とき)
欲しかったものはふわりと消えた
幻想の中の愛しい人は
あの頃の無邪気な笑顔のままでした
無邪気に 笑う彼女に
僕もつられて笑い...
そんな日々が 特別だった
特別な日々が 日常だった
僕がキミを好き キミが僕を好き
何人いるかも分からない人間のなかから
1%にも満たない人々と出会い
わずかな人の中でお互い恋に落ちた
そんな奇跡がいつのまにか当たり前となり
特別だなんて思えなくなってた
気づいた頃にはもう手遅れさ
目には見えなくても分かってしまう
キミの心がどんどんスピードを上げて遠ざかり始めていたこと
そのスピードは音より早く 光より早く
僕がキミを好き キミが僕を好き
その事実は無くしてしまいたくなかった
いつのまにか崩れ始めていた関係を
弱い僕は見つめる事が出来ずにいた
大切な一歩を踏み出せずに躊躇しているうちに
心はどんどん離れてく
幻想の中で手を伸ばした
愛しいキミをつかめるようにと
あと少し あと少し
指先が肩に触れた...
その瞬間
欲しかったものはふわりと消えた
全てが消え去り ただ1つ
キミを想う気持ちは消えていなかった
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