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闇に染まる夜
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作詞 暴徒 |
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茜色に染まっていた空は消え 闇に染まる夜が始まった
弱音を吐かず 秘密を隠し それでも自分を信じている
愛を誓い 絶望を閉じ込め 数え切れな時を過ごしている
人間 人を助けようとしない原因はたくさんあるだろう
恐怖だの 知らない振りだの 時に意地なのだろう
何の根拠もないのに でたらめに言葉にして そして
それを歌にして歌う 意味のない歌を
無責任な緊張感 嘘をつく罪悪感 それを心に秘めている
そんな心をぶちまけてみるだけにするよ 誰一人居ない所で
広い空を仰いでごらん けど何も変わらないよ だた
やってみただけさ と自分に話しかけるんだ
格別なものなんてどこにもなくていいさ
自分を信じていれたらそれだけでいい
捨てられない言葉を吐いても何も変わらなくて
たった今臆病を演じている
人生を放棄したらどうなるんだろうとつまらない興味で人生を終わらせたくない
自覚しとかないと 一生そのまんまだ
夜の道を踏みしめる たった今 夜は闇に染まった
闇は絶望を呼び寄せるかの様で 誓った愛を忘れそうになった
怖くて足がすくんでも頑張らないといけない
沈黙に包まれる心の底 そこは一匹の仔猫が鳴いている
耳をふさいでも聞こえる鳴き声は 僕を苦しめさせた
真っ白になった頭の中は 真っ白でも真っ黒だった 光は一つもない
数え切れない心の闇はホントに僕を大人にさせるか 分かってる筈だけど・・・
どこかを彷徨う様にして旅をしてみたいと 子供の様な発想の大人になりたくない
真夜中の空に星が浮かんでいるのを今 見つけた けど月は姿を現さない
月とかくれんぼしてる様だった
どっかに仕掛けられた憂鬱を見つけ出す為 目から落ちる雫はどうでもいい
偽るのは好きではないが 偽っても平気だった 空を見上げ仰ぐ
何も変わらないさ 知っているから
喘いでも続く夜の道は月に照らされていて
空から落ちる様に来る風は なんだかあぶなかしく
ペンキの様に剥がれ落ちそうな心
大きな夢 小さな言葉 闇に染まっていた夜はもうすぐ終わる
素朴のままでありたい僕の心 そばたれていても もう大丈夫さ
こんな僕でも 愛は誓えるだろうか不安だが
ハチミツの様な色の空を見ているとなんだか心が安らぐ
今度こそ空を仰いだら 何か変わっていたらいいのにな
あの夜はさようなら 見つけ出そうよ
かっこ悪くていい 意地張んなくていい
闇のような夜はもう終わったんだから
走り出せる筈だよ 大丈夫・・・
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