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>自分 (ジブンヨリモ)
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作詞 にゃがと |
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幼かった頃に
見えなかったものが
見えてきたら
欲張りできなくなったよ
本当の世の中を
知ってしまったら
今生きてることに
不安感じちゃうんだ
世界は本当に広いな
残酷な国境を背後に
豊かな夢を見てきた自分
無垢なつもりでわがまま
ばかり言ってきたけど
現実はそれを
欲張りと言った
“見て見ぬふり”の中
俺はどれだけ気付かずに
生きてきたのかな
幼かった自分を責める
必要はないとしても
知ってしまった今は
無責任な大人達の
仲間入りなんか
したくはないと
叫ぶだろう
こんな世の中に
存在する無力な自分
まだそれなりの力
身に付けてないや
だったらそれなりのこと
やってやろうじゃん
俺のことは
どうなってもいいんだよ
優しくされると逆に
涙が出るから
普段の生活に限界を
感じることはないけど
俺の心は限界感じてるよ
だから自分の中で
限界をつくってやるんだ
世界の何処かで苦しむ
人達を見捨てておいて
贅沢するくらいなら
“人に優しく
自分に厳しく”
呪いのように聞こえる?
それは甘えてる証拠
俺は社会に甘えたくない
むしろ 社会も手一杯
なんじゃないか?
大丈夫 安心して
従僕根性ってくらいに
心を鬼にして
自分 犠牲にするから
本当は辛いよ
我慢してることが
もしかしたら
結果的に甘えたいのかも
自虐的なのかな でも
同じ気持ちになること
によって 初めて
その人の苦しみ
分かってくんだろ
そして そこから
友情・愛情も芽生える
人の痛みを知ることの
できる 優しい
人間になれてるのかな
社会に貢献だなんて
きれいごとじゃなく
本心で何かを救いたい
感謝されなくてもいい
気付かれなくてもいい
自己満では絶対に
終わらせたくないんだ
こんな世の中に
存在する無力な自分
まだそれなりの力
身に付けてないや
だったらそれなりのこと
やってやろうじゃん
正しいかどうか 誰が
決める訳でもなく
自分の決めた道を ただ
自分の足で歩んでく
いつか 時がきたら
この手は何を救うだろう
先の見えない未来でも
俺は諦めたくない
こんな世の中だからな
国境ぶち破るのが
危険な道だとしても
俺のことは
どうなったって
構いやしない
優しくされると逆に
涙が出るから…
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