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ふらふら
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作詞 葉 |
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歩道橋の真ん中 空をふと見上げた
頬張った様な雲が流れていく
規則正しく刻む 踏切と心臓の音に
なんだか疲れてしまったみたいだ
足並みさえ揃えていければ
大丈夫だと誰かが言っていた
そんな世界の不確かを
鵜呑みにして 笑ってしまえたんだよ
何かは 何処かは
はっきりとは出てきそうに無いから
いつかは 誰かを
どうしていくのかも曖昧だからさ
大通りを逸れて 細い路地を進む
なんだか今日は人ごみは嫌いだから
無駄な事だとか 意味が無い事とか
この前怒られたばかりだけど
吹き出した煙草の煙で
冷たくなっていく自分が居た
季節の音と街の灯は
また少しずつ 届かなくなるけれど
幸せは 目的は
寂しがりながらも変わっていくから
毎日が 明日へと
出会う為の言葉を捜していく
それが 何かを 何処かを
答えを出していく音にかえるから
いつかの 誰かと
歩んでいく為の歌にかえるから
窓をあけたまま 寒くなったなと
自分の体温を思い出して
例え小さくても 僕はここに居ると
少しだけ笑えてしまえたんだ
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