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「それまでどうかお元気で」
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作詞 葉 |
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通り雨の匂いと 感情交じりの風
沢山の今日がやって来て
処理しきれず 明日になっていた
毎度見る花の色 感情任せの歌達で
思い出せたチャイムの音と
心の何処か 若かりし日の自分
あれからどれだけを重ねて
どれだけ変われたんだろう
笑い方は下手になったけれど
少しだけ明日もみえて来たから
開きかけの花びら 君が旅立つその時までには
大きく花開いている事でしょう
綺麗な在りのままで 吹かれて向かうこの世界に
一体何が待っているのでしょう
一体何と舞っているのでしょう
「それまでどうかお元気で」
歩き慣れた坂道 たまの自転車通学
沢山の過去が押し寄せて
処理しきれず 少し立ち止まった
今も昔と変わらず 同じ色のブレザーで
同じ顔した卒業生
背伸びしたそうで何処か心許なくて
これからどれだけを重ねて
どれだけ変わって行くだろう
笑い方が下手にならない様に
泣き方だけ覚えて来ない様に
数少ない花びら 君が帰るその時までには
沢山花開いている事でしょう
掛け替えのない日々と 吹かれて向かうその世界に
どんな君が待っているのでしょう
どんな君と踊っているのでしょう
見上げる想いは違えども
見下ろす心は同じ形
育てた親心 見守る恩師の涙
暖かくて 寂しくて 嬉しくて 切なかった
五枚の想い花
開きかけの花びら 君が旅立つその時までには
大きく花開いている事でしょう
綺麗な在りのままで 吹かれて向かうこの世界に
どんな君が待っているのでしょう
どんな君と踊っているのでしょう
「それまでどうかお元気で」
「それではどうかお元気で」
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