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灰色の世界〜咎落ちと救いの糸〜
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| 作詞 葉 |
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茨の上をあるく様な 嫌悪感の中
僕はどうしてここに立っているんだろう
規則正しく不規則な 人ごみの空
こうしていかなきゃと教えられたから
鉄とネオンと灰色の 閉塞感の中
君はどうして笑っていられるんだろう
右に倣え回れ右の 決められた日々
ついていかなきゃ離れていくだけで
笑顔の不審者 挙動する瞳
独りで泣いていただけなのに
無法の加害者 傷跡の意図に
また命ずられるまま
「僕はやっていません」
パンドラを開いて 有心論を投げ捨てて
咎落ちに溺れる 赤の他人は絵空事？
壊れ続けてゆく 治す事はただ儚く
繰り返してゆく事に さぁ君は何を見るの？
天秤にかけて図る様な 距離感の中
僕はどちらに傾いているんだろう
１と０じゃ図れない 関係の中
つり合いがとれる重さを抱えながら
笑顔で無表情 鼓動する心
冷めてそいつを動かしているだけ
無傷の加害者 秘められた深奥
何も感じないまま
「申し訳ございません」
メビウスの輪を創る 模倣犯は繰り返して
咎落ちに手を招く 赤の他人は夢見事？
また増え続けてゆく 止める者は数少なく
笑顔で壊れゆく者と さぁ君は何処へ往くの？
灰色のプラネタリウム ぼやけた善と悪
四角い籠の世界で そびえる罪と罰
無表情のドール 無感情のトーク
もう辞めてしまえ 無限大からの離脱
マントラを開いて 有心論を紐解いて
咎落ちに溺れた 悲しさに救いの糸を
離せない生ならば 向かい合う意味があるから
この灰色の世界に さぁ君は何を描くの？
壊れ続けてゆく
治し続けてゆく
伝え続けてゆく
手を取り合ってゆく…
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