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移ろい人
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作詞 葉 |
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戻れはしないと知っていた 子供の頃からわかっていた
何かを残して選びながら 何かを夢見て何かを捨てた
ビー玉の奥の世界の様に 合わせ鏡の向こうの様に
どこか不思議で美しくて 怖い世界をなぜか夢見てた
風を仰いで 陽は眩しくて 四季は移ろい 見つめ続けた
桜の花舞い 向日葵揺れて 紅葉彩り 雪が舞った
それを…
選んだのは 僕だから 歩んだのは 僕だから
言い訳せずに 憎む事なく 生きていかないか 生きていかなきゃ
壊れやしないかと怯えていた 当たりはどれかと迷っていた
両手を震わせ 選ぼうとして 過去を失うのが 怖かったんだ
草木は揺れて 雲は流れて 夢は移ろい 歩み続けた
桜の花散り 向日葵枯れて 紅葉は落ちて 雪が覆った
それを それすらも
選んだのは 僕だから 歩んだのは 僕だから
忘れてしまえど 臆す事なく 生きていかないか 生きていかなきゃ
いつかは老いて 同じ道のりを
心の中に 残せた物を
それを…
選んだのは 僕なんだ 歩んだのは 僕なんだ
抱えて来れたなら 恥ずかしがらず 話してみないか 話してみよう
それまで胸を張り 自分らしく 生きていかないと 生きてみせるさ
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