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砂まみれの瞳
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作詞 もちだほうすけ |
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貴方は美しい それであり愚かしい
何故その小さな命を削り 命を唄うのか
貴方は愚かしい それでも美しい
何故命を枯らし唄う貴方は そんなにも凛々しいのか
雨の日も 風の日も
暑い日も 寒い日も
雪の日も 砂の日も
頭が痛い日も 声が枯れた日でも
「世界を振り向かせてやる」 貴方の口癖
叶わぬ運命であると知って なお歌い続ける
※
Uh...すれ違う人々の眼に 貴方は焼きついたろうか
大きなストローク 何処まで響く 魂の声は
Uh...荒れ狂うサウンドホール 揺らめく自転車の影も
シャッターを切っても 写らないほど 何もかも美しい
食べ物も無い しかも飲み物も無い
何故貴方はそこまでしてまで 命を叫ぶのか
行くあてもない それでは生きられない
何故生気の無い顔の貴方を 私は止められないのか
春の日も 秋の日も
夏の日も 冬の日も
辛い日も 苦しい日も
血を吐いた日も 蹴倒された日でも
「世界を見守っていたい」 貴方が呟く
そう言った貴方の姿はまるで 子供のようだった
Uh...走り去る人々の目に 貴方は染み渡ったろうか
小さなアルペジオ 何時まで届く 魂の愛は
Uh...さざめくディー・マイナー 囁く凩の道を
少し踏み出しても 心配ないほど 何もかも美しい
忘れないで 貴方の歌は
私たちが 繋いでゆくから
今はゆっくり 休むといいさ
いつかまた 迎えに来るから
※くりかえし
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