|
|
|
壮大なる濡れ衣
|
作詞 もちだほうすけ |
|
無機質な砂の上で 渇いた命が消えた
小さなその命が消えゆく その理由(わけ)を教えて
鉄の柱を撃ち合い 憎み合って 殺し合って
何が悪いとか 良いとか 見失ったままで
誰も抱き合えず 愛し合えず 分かち合えもせず
何が好きだとか 嫌いだとかで 気づけば全て捨てていた
涙を失った天才達と 血を失った凡人達とが
全てを壊し合う 全てを消し去り合う 何故なんだ?
誰も望まないのに・・・ 誰も笑わないのに・・・
誰も幸せを手にできないのに・・・ねぇ
過去に生きた人じゃなくて 未来を生きる人のほうを向いてよ
どんなに金をつぎ込んでも 後ろを向いたままじゃ歩けない
変えられないものじゃなくて 変えられるものを変えようよ
僕等にもうこれ以上 ウソつきと呼ばせないで
澄みきった泥水の中で 渇いた命は骨になる
壊れてしまった土には もう二度と還れない
悪人のような善人が 善人のような悪人の所為で
全てを疑ってく 全てを信じなくなる 何故なんだ?
真実を捜さぬまま・・・ 嘘を疑わぬまま・・・
自分の過ちを認めないのに・・・ねぇ
悪いのが誰とかじゃなくて まず自分自身を見つめ直してよ
どんなに人を疑っても それだけじゃ真実を見つけられない
自分の何分の一も 若い命が消えゆくのに
僕等にもうこれ以上 濡れ衣を着せないで
「・・・平和って なんだったっけ?」
|
|
|