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君の話。
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作詞 TENZIN |
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君の部屋の窓にもたれて 風を感じていた
写真の本を眺めながら 君の声を聞いていた
君の話し方は的を得ず 取り留めなく続く
友達の話や読んだ本やあの店や仕事の話さ
僕は君の喋り方が好き なんだかでたらめな
何を伝えたいかなんて 君ですらわからない
君は本当は機嫌が良いから 歌うみたいに話すんだ
こんな日要点はいつも 最後に僕がおさらいする
君の部屋が薄暗くなっても 君の声は歌ってた
風がページを飛ばしてしまって僕は明かりをつけた
君の話し方はやんわりと 喜怒哀楽もあいまいで
楽しいかったか辛かったのかもわからない話
僕は君の喋り方が好き 何でも話そうとして
どれを伝えたらいいか わかんないみたいな
初めの頃は上手く声も 出せないぐらいだったから
こんな日は僕はただ 君のご機嫌につきあうんだ
僕は君の喋り方が好き 考えてから話せない
いきあたりばったりで とても素直な言葉達
相槌すら入れづらいし はずまないビートで奏でる
僕は君の喋り方が好き 僕はこっそりそう思っている
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