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白い花。
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作詞 TENZIN |
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もういつの間にか 緑も色づいて
僕の庭はほらだんだん狭くなってく
ホースのシャワーの虹を眺めながら
少しだけ温度が下がるような透明…
久しぶりに偶然みかけた君の横顔
少しづつ知らない人になってしまう
君の植えたと思う球根が今年もまた
名前も知らない白い花を咲かすんだ
僕でさえも忘れる 君でさえも変わってく
ため息もつけずに また季節が変わってく
見慣れた風景に 湧き上がるように
あの頃のイメージが 白く揺らめいてる
僕ら悲しい出来事が あったはずだ
あの頃傷つけあったり したはずだ
時々雑草を抜いたりしていただけで
気まぐれ水をまき土に滲みていった
雑踏にまじって偶然聞いた君の声
あの頃と同じで何か違っていたね
君の植えたと思う球根が今年もまた
そしらぬ顔して白い花を咲かすんだ
僕でさえも忘れる 君でさえも変わってく
もう胸も痛まずに ただ季節が変わってく
全てを受け入れて 全てが許されてゆく
あの頃のイメージが また白くなってゆく
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