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雪日
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作詞 自動販売機 |
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一夜にして街を染めた雪が
眩しく輝いていた日でも
君は曇り空
僕が鏡になって君を照らしたい
永遠を誓い合ってた君の愛もいつの間にかすれ違い
気づけばほら泣いている
手を差し延べられれば君は僕を見てくれるかい?
降り積もった雪に重なる雪が
僕の汚い部分(ところ)を照らす日には
溜息ばかりの君
僕が風となって君を春へ連れさりたい
念願叶って始まった恋もいつの間にかひびがはいり
必死にケイタイ握ってる
泣いて縋る君を突き放せば君は僕を恨むかい?
「好きです。」なんて言えない
これ以上君を困らせたくないから
なんて言い訳している自分が嫌い
水面(みなも)に写る顔に雪玉投げつけ
赤い目をした君を思い出す
強い光に溶けてく雪が
硬いコンクリートに流れた日には
君の涙は枯れていた
渇いた瞳に写る粉雪
別れた彼との時間も降り積もり
枯れた涙がまたひとつ
そんな君は見たくない
人が歩いた雪の上
溶けて黒く濁ってる
避けて通った雪の上
白く輝やき美しい
君が歩いた雪の上
新たな雪が消してゆく
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