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緩く進む
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作詞 yura |
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いつの間にか 雨がやんで 淡い光が 溢れ出す
お気に入りの ミルクティーは すっかり冷めてしまった
茶色い表紙の 分厚い本を 僕は机に 静かに置く
少しだけ 暖かい 風が吹いた
見えるのは 透き通る空で 未来なんかまだ見えない
持ってるのは ぶら下げたココロで 過去は捨てたくても 捨てられない
なんだか こんな日には 急に会いたくなるんだ
待ってて いま行くよ きみに会いに
水溜りステップ はねたって構わない
走れ 走れ 進め 緩く 前に… ねっ?
大切なものが この場所にはあるから
僕はそれを守りたい ずっと失くさないで
大切なものは いましか掴めないなら
僕はそれを欲するよ だから すすむ
いつの間にか 虹が出て 七色に ひかり出す
お気に入りの パーカーは すっかり色あせて
オレンジ色の 小さなバッグ 僕は肩にかけた
少しだけ 暖かい 風をきって
見えるのは 過ぎ行く景色で 明日なんかまだ見えない
持ってるのは ぶら下げたココロと 苦く甘い 処理できない過去
ですから僕 今日の日には 会いたくなったよ だから
待ってて いま向かってるよ きみに会うために
横断歩道 ストップ じれったい赤色
走る 走る 進みたい はやく 前に… ねっ?
大切なものが 僕の立つ場所にあるから
僕はそれを守る守る 最後までずっと
大切なものが いまこの手の中ならば
僕はそれを壊さないように握り締める だから だから だから!!
大切なものが 僕にはあるみたいだ
それはこの場所にある ずっと守りたいんだ
すきなものを すきと言える そんな強さがほしい
だから僕は今日も すすむ 緩くすすむよ
緩く進め…
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