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しゃっく
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作詞 うさぎとかめ |
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僕の親友 しゃっく
しゃくれてるから しゃっく
どうしてだろう お前見てると
すげぇ 自分が小さく感じる
テストの点数が すげぇ悪くて
ほんとに ほんとに やばくて
しゃっくに相談した
そしたら お前笑って言った
「受けられるだけ 幸せなんだよ」って
しゃっくは あんま学校これなくて
なんでかって 生まれつき重い病気を持ってるから
何もかも 恵まれた環境の中にいるのに
僕は しゃっくのことを何も分かってなかった
ごめんな 普通の人間で
初めてしゃっくに 好きな女の子が出来た
僕は 絶対応援したくて
その子を遊びに誘おうとした
そしたら お前やっぱり笑って言った
「ダメだよ 俺 いつまで生きられるかわかんないんだよ」って
知ってたけど だからって好きな人を諦めれんの??
そう言いたかったけど お前がそこまで
あの子のこと好きな事 知っちゃったから
僕は 何も出来なかった
ごめんな 弱くて
なぁ しゃっく お前なんでいつも笑顔なんだよ
なぁ しゃっく お前なんでいつも上しか見ないんだよ
そしたら お前はまた笑って
「生きてるときくらい 笑ってたいじゃん」って
絶望の悲しみも こらえきれない苦しみも
僕なんかより 全然知ってるはずなのに
それでも 笑おうとするお前が
眩しくて 見えなかった
舌足らずな 言葉も
くだらないジョークも
やっぱり お前が言うと笑えるからいい
たまにしか来ない お前の事
僕ら みんな 待ってるから
また 笑わせろよな
それと、たまには 涙の味もゆっくりかみ締めようぜ
お前は 一人じゃねぇよ バカ
僕の親友 しゃっく
しゃくれてるから しゃっく
どうしてだろう お前見てると
夢も 叶いそうだよ
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