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思い出になるまで
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作詞 うさぎとかめ |
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長い髪も きれいな指も
笑顔とか 泣き顔とか
全部、忘れたはずだったのに
どうして今になって 思い出す
全てが 鮮明なまま
温かい紅茶に 角砂糖を落とすと
すっと 溶けていくけれど
冷たいのには なかなか溶けなくて
そんな風に 君への思いは今も
冷たい心に 溶け残ったままさ
愛を感じるのに 言葉なんて要らないのに
全部 全部を 君に求めて
何もできない ちっぽけな僕を
抱きしめていてくれたのは いつも
君だったのに
今は 今はもう 全てが遠いから
取り戻すなんて バカなこと
考えちゃいないさ だけど
いつかもし どこか出会えたら
「そういや、そんなこともあったな」 なんて
笑い合えたらいい
どんなに君が 遠くなっても
あの頃の思い出は きれいなまま
ずっとこの胸に 居座っているのだろう
照れくさくて 思い出すのも恥ずかしい
バカな僕だったけどさ
君を愛せたから 君を抱きしめられたから
きっとまた 誰かを愛せると思う
この気持ちが 思い出になるまで
もう少し 思い続けるだろうけど
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