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一匹羊
作詞 さとけー
見た目を着飾った僕は誰からも理解されない
「綺麗事」と皮肉っても本当はそれが欲しい

不良品 呼ばわりの僕のやり場のない気持ち
「失敗作」そう言われるのももう慣れっこだ

言葉足らずで言葉選びの下手くそな僕だから
どうやらこの思いは誰にも届かない

見た目以上に柔な思いを護るために
どれだけの誰かを傷つけてきたのだろう
素直になれないという素直な気持ちは
そのまま吐き出してしまえばいい

まるで未来がないかのように言い寄られて
絵空事でも呆れるような夢が見たいのさ

威嚇するハイエナの中に晒されたこの気持ち
護るためにはやっぱり力を見せ付ける

不器用すぎて器用に見せていたこんな馬鹿だから
誰からも愛なんて貰った覚えがない

期待をされるから苦しくて逃げ出した
そんな目で僕を見ないでくれないか
悩みなんかなさそうなんて僕であるまいし
軽々しく口にするのをやめてくれ

涙なんて格好悪いと必死に涙堪えた格好悪さを
爪先で立って見た幼き世界を
弱さを隠すための強がりという弱さを
その全てを空に返して自由を手にするんだ

こんな自分の存在を確かめるために
どれだけの誰かを傷つけてきたのだろう
自由になりたいという正直な気持ちは
吐き出してしまうことが自由が始まりだよ

今宵も響く一匹羊の遠吠え

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 一匹羊
公開日 2010/05/24
ジャンル その他
カテゴリ その他
コメント 自由を求めたい年頃なんです。
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