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絡んだ指先
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作詞 雪の中のアリス |
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始まりは何だったかな
あぁ、あの時
ぐるぐるする視界の中
あなただけが
浮かび上がって見えたんだ
気づけば隣にいた
気づけば救助されていた
気づけば帰還した私の面倒を
馬鹿みたいにみてくれた
触れた手と手が
絡み合うのは偶然で
その手と手が
離れることは必然で
先に落ちたのはどっちかな
でも上がれないのは私のほう
それからはどうだったかな
あぁ、あの時
真っ暗な冷たい世界で
あなたのぬくもりだけが
本物だったんだ
思えば酔っていたのかな
思えば夢であったのかな
思えば考えることもなく簡単な
話ではなかったんだ最初から
触れた手と手が
再び絡み合ったのに
その手と手が
離れたのは私の意図
はじまりはいつも手だった
でも終わりはいつも曖昧だった
そして二人は終わったのかな
いいえまだ、はじまってもいない
あなたが今を清算したら
それが二人のはじまりなんだから
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