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金生町サンハイツ壱号館
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作詞 憂和 |
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大事な言葉は
すでに世界にあった
僕の歌いたかった歌は
すでに誰かが歌っていた
僕があと1世紀早く生まれていたら
太平洋戦争も
バブル崩壊も
防げていたろう
いやそんなたいそうなことは
できなかったかもね
僕の言いたいことは
すでに誰かが言い尽くしていた
欲しいモノは
いつも目の中にあった
神様は後悔するといいよ
21世紀に僕をここに
送ったことを
もしも神様がいるとしたらだけどね
僕がしたいことは
すでに誰かがしていた
将来の夢は常に口の後ろにいた
僕は常に誰かの影だった
誰かの通った道を
後から追いかけるだけだった
追い抜くなんてできないと
知ったのは明後日のこと
きっと
今から僕がすることも
すでに誰かがしていたこと
きっと
今僕が思っていることも
すでに誰かが思っていたこと
それでも
誰かの影に過ぎない僕は
光を消すしか術がない
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