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嘘ツキ娘
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作詞 蜜柑 |
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「私の声を聞いて 誰か
信じてくれなくても いいから」
とある世界の中で 孤立していた娘
紅い瞳のせいで 人から避けられ
どんなに嘆いても 人の耳には届かず
聞いてくれるのは 空にある暗闇
「痛い」なんて 言っても「嘘つき」と
「苦しい」という 感情はいつの間にか
消えていた
奏でる音は 悲しみの旋律
光をなくした 嘘ツキ娘
捧げるモノは 憎しみの笑顔
胸の奥には 何があるのか?
わからずに生きる つまらない毎日
とある闇の中に 入って行った娘
瞳の色さえも 闇により消えて
どんなに叫んでも 闇の中には響かず
聞いてくれていると 勘違いしていた
「出して」なんて 言っても「馬鹿な子」と
「寂しい」という 感情が懐かしく
溢れ出す
見つけた愛は 溶けて消えた希望
光を閉ざした 嘘ツキ娘
朽ちていく夢に 同情の想い
胸の中には 何を描くのか?
わからずに果てる 一人きりの世界
愛を信じていた たとえ辛くても
夢が覚めるのを ずっと待っていた
悪い事など していないから
真実を早く 誰か教えて
「 夢 な ら 覚 め て く だ さ い 」
奏でる音は 悲しみの旋律
光をなくした 嘘ツキ娘
見つけた愛が また溢れだす
光を見つけた 嘘ツキ娘? 真実の娘
覚めていく夢は 愛の温もり
胸の中には 何を描いたのか――…
「嘘ツキ娘は 人々から
愛され世界を生きぬいた
彼女の思いは 二度と
闇には溺れない…」
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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