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遠く彼方を飛んでいこう  − 僕の色で −
作詞 覇魏the尉流
どうして僕は大人になれないんだろう?
みんなと至って変わらないのに 色の僕だけ違って見える
同じ黄色のはずなのに 僕の黄色は薄暗い
輝きをもっていないんだ 汚れているんだ

明日になればきっと変われる そう思っていても
成れない自分が嫌な重い 思い自分を苦しめて
勝手に廃墟化されていく 空洞に満ちた洞窟のように
有り触れた澱みが 蝕む心の空へ

空見上げれば 飛行機雲が飛んでいる
僕には排気ガスをお構いなしに出し回る
心の病んだ飛行機雲だ 真っ黒く醜い見放された
同じになれないガラクタ非行さ 偏食された毎日さ

方位路(色)が違うなんて 思いたくなくて
誰かのまねして同じでいたかった それで僕は
救われる気がしてたんだ 飢餓してたんだ
僕の心は蜃気楼の空に潜んでいるようだ


あるはずのない 未空の楽園 遊園の白地
君が見るのは 悲しみの大地? 遠く彼方の
最果ての異空間? 雲の上にできた甘い世界
そのどれでもないのなら きれいな夢の郷かい?

どれにしたって 絵に描いた餅 おいしくもない
現実逃避の 遭難飛空挺 壊れたジャイロコンパス
内蔵された今にも 落ちそうな方向音痴なオンボロ船さ
地獄の切符を買わされて 何処までも進む赤い空へ

同じでいようとすることが 僕を孤独にしていたんだ
去退く(こどく)な僕を作り上げた 自分の色も出せなくて
誰かの色に染まろうとしていたんだ 見捨てた自分を
見ていたくなかった 最初からいい色じゃないと決めつけて

そんな僕でも 見ていてくれる人がいるんだ
絶対に切ってはいけない存在 一緒に空を飛んでくれた
どんな空も僕は跳べないけれど 飛べる心を与えてくれた
きれいな色じゃなくたっていいじゃん 立派な色でいればいい


今は澱んでいても いつまでもなわけじゃない
澱んでいるのは 君が外しか見ていないから
内の色を見てごらん 本当の君の色があるはずだよ
その色で大空を飛んで行こう さあ出発だ

同じじゃなくてよかったんだ 黄色だけがすべてじゃない
赤色、緑、水色、オレンジ、さまざまな色があったんだ
どんな色でも混ざり合えば 違う色になれるんだ
混ざり合えば 一つの色になれるんだ

だから僕は今の色でいい この空を惹こうするよ
僕の大好きな色で・・・

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歌詞タイトル 遠く彼方を飛んでいこう  − 僕の色で −
公開日 2010/09/12
ジャンル ポップス
カテゴリ 応援歌
コメント この詞は、色をその人の持つ個性、飛行機は自分の生きざまととらえて書きました。どうぞ見ていってください
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