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無の言の葉
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作詞 覇魏the尉流 |
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今までのように みんなと騒いでいたときは
言葉を失うなんて 思いもよらない
これからもずっと 人生のメリーゴーランド
楽しめると思ってた 落馬だって笑ってた
ある日突然 身に歩み寄る悪の言霊
体の自由がきかなくて 誰かに助けを求めてた
いったいどうなってしまったのか?
言葉を忘れていく記憶さえも霧がかかるね
なんでだろう? 記憶をたどるように
親しかった友の元へ 歩み寄って笑ってた
神様はこの事実を知っていたなら
こんなことせず 不自由ない体でいさせてよ
悪の悪戯無情だね こんな苦しみいらなかった
みんなと同じでいたいのに 団らんの輪の中で
心の隙間感じてた 感じてしまった寂しい距離を
楽しい日々は戻らないんだね 奪われた言葉を返してよ
入りたい思いとは裏腹に 突き刺されたナイフ
抜けなくて 何度も何度も藻掻いてた
こんなのただ生きてるだけ 心から楽しめない
鋭利な刃物が体の中で 錆びていくのを感じてた
それに浸食されるかのように 僕も錆びていくのかな・・
身も心も動かなくなっていくのは 死ぬより辛いことなんだ
いっそ砕け散ってしまえばいい この世にいることの
儚さが僕の心も奪っていくね 誰か粉々に踏みつぶしてよ
いっそ楽になりたかった このままこの世界から
いなくなりたかった 伝えられないことが何より辛い
笑ってごまかすけれど 僕のつらさが伝わらない
温もりすら伝わらない ずっと悔しい涙を流してた
ギリギリの気持ちさらけ出して 僕のすべてを伝えたい
わかってくれればそれでいい いつも通りいてほしい
この悲しみをわかってくれるだけで 少し楽になれるから
笑顔の空間に包まれて ずっと笑っていたいから
家族の温もりに触れて ずっと見守っているんだ
僕の使命は 家族の笑顔を作ることだから
刺さったナイフは抜けないけれど それも僕の一部だから
僕の中に閉じ込めよう いつの間にか消えていればそれでいい
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