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蝉 −僕がいたこと−
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作詞 覇魏the尉流 |
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朝起きて 一番最初は嫌いな目覚まし
蝉の鳴き声響き渡る 不快ながら共にする
付き纏う騒音は 大音量で聞くBGMのよう
風流だったはずなのに 邪魔に思える夏の朝
隣の家から聞こえてくる 必死な鳴き声はただ虚しく
夏の到来教えてくれた 風のせせらぎ聞きながら
木のある場所で涼んでた 安らぎをくれてたはずなのに
今では悪魔の飛行物体
木に張り付きながら 命の雄たけび木魂する
暑さに負けずただヒタスラ 夏の自然が奏でるハーモニー
人によっては安らぐ音色 不協和音にも聞こえてくる
定まらないこと知らない命の声は 私をあなたで染めらせた
あなたのように飛んでいきたい 空を切るように飛んでいたい
でもあなたでいたくない 不快な音を聞かせたくない
グロテスクな私なんていらないよ
僕って嫌われ虫(きらわれもの)何だね
涙なんてないけれど 一人寂しく鳴いていた
切なくて 切なくて やっとでてきた僕なのに
それでも必死に鳴くんだ だって鳴くしかできないから
それが生きてる誇りだから 辛くても僕は生きていく
だって短い間の幸せだから
Ah 僕がいたことを鳴き声に変えて
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