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春風
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作詞 BYAKKO |
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冷たい時は過ぎて 気付けば季節は乱れ咲き
春風に身を包み 貴方の元へと駆けてく
桜並木の下で 照れくさそうに笑う
貴方が好きで 愛しました。
どこからか流れ込んだ 春の風が温かくて
不意に見せる貴方の顔を 1人占めして
――初めてのキスをしよう――
薄紅色の華は 気付けばふわりと散りゆき
春風を身にまとい 貴方もふわりと散りゆく
桜並木の下で 欺くように笑った
笑顔が寂しく 哀しました。
どこからかすれ違った 春の風もぬるくって
不意に見せた貴方の顔が 近づいてきて
――最後のキスをした――
貴方に潜んだ 冬の傷跡
癒すためなら なんだってできるから
もう冷たくないのよ 春はもう来たんだよ 桜は咲き誇るよ
笑った顔の涙袋が 嬉しくてキスをしよう
どこからか流れ込んだ 春の風が温かくて
不意に見せる貴方の顔を 1人占めして
――お返しのキスをしよう――
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