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命の樹
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作詞 シャムリッド |
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何も知らずに生まれてきた
この世界の常識もこの世界の言葉も
朝が来る度 新しいことを覚えた
君のこと愛する度に 新しいことを始めた
闇から抜け出したように もがいても
その産声は 誰にも聴こえない
生まれてきたくなかったよ
この世界に生まれてきてしまった僕の物語 そう
選択権のない 自由な人生とはかけ離れてるけど
その中で その上で ただ何かを見つけようとして
少し高みへ昇って行く 昇って行く
陽は沈み 月は満ちて 感情が溢れて涙が出て
君も見ているかな この星空を 僕が綺麗に思ったこの景色
一緒には見れないけれど そうあること願ってる
愛する人 信じる人 祈る人 そう君も
何も知らぬまま生きてきた
この世界の常識もこの世界の言葉も
朝が来る度 覚えたことを忘れた
君のこと愛する度に 苦しいことを怖がった
光をこの手につかむように 手伸ばしても
その産声は 誰にも聴こえない
生まれてきたくなかったよ
この世界に生まれてきてしまった僕の物語 そう
選択権のない 自由な人生とはかけ離れてるけど
その中で その上で ただ何かを見つけようとして
少し高みへ昇って行く 昇って行く
この世界に生まれてきてしまった僕の物語 そう
幸福権のない 人間なんていなかったはずだけど
その中で その内に ただ幸せを知らない人もいる
少し下り坂を下って行く 下って行く
陽が昇り 月は消えて 溢れた涙は乾いて
僕が見ていたのは 君の姿の 形、そのまがい物
その色は分からないまま そう生きてきたんだ
愛する人 信じる人 祈る人 そう君も
この世界は平等なんかじゃない
この世界は自由なんかじゃない
―この世界に生まれてきてしまった僕の物語
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