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鬼うた
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作詞 鬼瀧 |
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醜悪な人間は求め犯す・・・行方孕む
裏切りを愛し怨み怨まれ生きてゆく
手玉に呑まれて浮かされ・・・嘯かれる
口舐めずり玩ぶ乱れたその姿辱ぬ
孤独に一人焦がれて弄ばれる尼共
何故其処まで敵わぬ恋を確かめ合う
この子を抱きしめる母様が夜遊びして
誰かに欺されて私を置いていった哀話
翳み目を擦り嗄れるまで名を呼ぶ
届きやしないこの聲は散りゆく生命と共に
強慾に集う人は皆尼を・・・虜に仕立る
暢気に鼻唄を口遊みにやけていた
強請る手口に身を出して・・・涙ぐみ喘ぐ
真実は裏腹に哀れに・・・フフ
閉ざした心切り刻む・・・髀肉の嘆
空を仰ぐ折鶴一つ握り締め
人は全て無くなった物にすぎない
鬼うた故に鬼うた何時までも・・・
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