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小さな貴方と。
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作詞 鬼瀧 |
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涙を拭う手から滴る優しさが
色彩から成る花にそっと触れる
赤く染まる頬に寄り添う影
体抱き見えぬ視線に問う
溢れる悲しみより生きる喜び
「共に歩いてゆこう」私は誓った
暁照らす木漏れ日風は無く
まだ聞こえぬ願い傍に居ても
握り締めた小さな手が指す
幸せへと歩いて行く
忘れない思いがあれば私は好くて
数え切れない彼方の望み
風の音と聞こえた懐かしい声
永久に灯たる恋心
「あと少しだけでも・・・」
明日の願いさえも届かない
暁照らす木漏れ日風は無く
散り行く花弁声を殺し
問いかける意味さえ失う
幸せを求めて
やっと見つけたのは
幸せじゃなく
幸せの意味だった
暁照らす木漏れ日風は吹き
黙に散る脆い愛模様
破顔で歩いてゆく
幸せの意味を感じて・・・
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