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紅葉眼鏡〜コウヨウメガネ〜
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作詞 シュウタ |
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しぼんだ黄色のある季節
どんなに夜が黒くても
映える紅葉は飲み込めない
高く高く飛んでいく
鳥に似合わぬその翼
ひらりひらり飛んで黄色の
羽根を見つめる
狭めた視界の中だけに
明けてく空が光りだす
一人ジプシー口ずさみ
紅葉眼鏡をそっと外して
すべての色を抜いていく
高く高く飛んで消えた
鳥に似合わぬその身体
ゆらりゆらり落ちて真っ赤な
羽根を見つめる
紅葉眼鏡に消えた黄色の鳥の羽根
赤く染まった身体に夕陽の
綺麗な黄色を重ねる
高く高く飛んでいく
鳥に似合わぬその翼
ひらりひらり舞って黄色の
羽根を見つめる
夕陽が沈み街の色が消えていく
紅葉眼鏡をまた掛け直す
あの黄色い鳥を探すため
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