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幻影
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作詞 マコトロ |
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「どうせ私は…」
なんて言葉をはけば
甘えになるのは分かってる
今、そばにいる
確認の駆け引きをしてるだけ
たとえば、そう…
けなげな女のゆるみを束ね
強さを試すこと
キミのなにを望むべきかなんて
理由はないけど
ほそい糸を巻きつかせるように
小指を結ばせた
裏切りの後ろにある
優しさを知りたかった
わるい夢を見た
それは二人,孤独と
無になる荊を歩いた
今、触れている
体温が怖いくらい冷たい
薄れていく…
残る寂しい気持ちを大事に
もろい思いを込め
風の音を追いかけまわすように
記憶を辿れば
はじまりと現在(今日)を繋いだ糸に
途切れる嘘は無い
けど違う私になる
喜びは隠したかった
千切れた絆をむすんでみても
しなやかに解けて
生まれ変わる新しい痛みは
わずかな未来感じ
裏切りの後ろを
振り返ると キミはいなかった
その空虚な夕日は
なんだか優しくて…
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