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預言を告げるvirgin
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作詞 有真澪 |
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失ったものがあまりに大きすぎて
僕らは暫く唇を閉ざしていた――
其の少女が現れるまでは
深く黒衣を被った目の見えぬ少女
微笑んでいたのは何故か?
きっと此処には災害が来る―――
だからお逃げなさい
残り続ければ命はありません
さぁ私と共に
思い出の詰まったその地を穢すのか?
足を止め振り返る景色はもう見えない
virginの後ろ姿は彼女に似ていた…
哀しみを 慶びを伝えるべき相手は誰?
其の少女が現れるまでは
美しい調べを残す黄金の弾き手
伝説に埋もれる暮らし
きっと此処には幸せが来る
だから私と来て
少女の手に引かれながら振り返る
彼が睨みつける
何処を彷徨うにも幾つもない場所
足を止め見上げてみれば其処は古城だった
virginは喋らなくなって此の手を強く…
呪いを 胸に押し当てるかのように咽び泣いた
prophecy…其れは呪いの歌
口にすれば全てが真実と化す
彼女が最期に放った言葉
「私と共に往きましょう…」
廻る螺旋階段 逃げ道のない敵襲
預言者の言う 行き先は何処なのか?
其の少女が現れるまでは………
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