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彼方の幻影
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作詞 有真澪 |
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今を生きてゆく 人々の影
嗚呼、懐かしいかつての時代を見つめたまえ……
安らぎのない國に生まれて
空が青いことも知らなかった
慈しむ心をくれた母
死ぬ直前まで頭を撫でた…
真新しい世界なんてどうでもいいから
ただ孤独を消したかった 1人が嫌だった
今を生きてゆく 人々の影
嗚呼、懐かしいかつての時代を見つめたまえ……
彼方見つめている 壮大な眼は
憧れの有〈あ〉の人を今も見据えるだろうか?
苦しむだけの圀に生まれて
城という名の檻で暮らしていた
止まない雨に愛を感じた
其の涙はすなわち私の泪
統帥、征服、なんてどうでもよかった
権力に酔うだけの大人は汚いから嫌だ
今を生きてゆく 人々の影
嗚呼、懐かしいかつての時代を見つめたまえ……
彼方見つめている 壮大な眼は
憧れの有〈あ〉の人を今も見据えるだろうか?
見据エル前ニ 理解シテホシイ
平和ノ影ニハ 死者ガアッタコトヲ
今モホラ 彼方ニ イルハズダカラ
愛を生きてゆく 人々の影
嗚呼、全ての人々に幸福あれ……
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