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流浪の花
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作詞 有真澪 |
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廻り 果てるその花を摘んだとしても
―その花はひとつしかない
―其の花を救う術などない
きっと闇をも裂けていた
光に恵まれし幸福の花…
果敢なき世をも生きていた
軌跡を歩んだ幸福の花…
紅い汁が大地を染めた
其れは花の命だった
廻り 果てるその花を摘んだとしても
救いにすらならないのだから
終わる 命の哀れな人生刻み
やがて黒に染まる花弁
己(オノ)ガ罪 果タセヌ 約束…
空が祝福してくれた
でもそれは憐れみにしかならない
紅の葉を靡(ナビ)かせて
軌跡を生み出した幸福の花
白い雲が大地覆った
其れは光の消滅…
廻り 果てるその花を摘んだとしても
救いにすらならないのだから
終わる 命の哀れな人生刻み
やがて黒に染まる花弁
己ガ闇 抱エル 安息…
人になれる 生まれ変われるなら
少しでも変わる勇気と 力が欲しい
欲望と 涙埋もれて
こんなにも切ない気持ち封じ込めて…
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