|
|
|
漆黒の夢魔
|
作詞 有真澪 |
|
其の子は牢屋に繋がれていました
何時しか少年に救われ殺されるまでは…
身の狭い思いをしながらも、生きていました
私こそが夢魔 神を侮辱し
閉ざされた空間に閉じ込められる
私こそが夢魔 人を見下し
閉ざされた空間にやがて堕ちてく
刃こそ武器なり私こそが剣
どんな軍隊でも私は殺せまい
なぜなら私は生まれてから死んだ
幾度ともなく体のパーツを失った
深紅の炎に包まれながら生まれた
其の子は牢屋に繋がれていました
けれど淡い希望も打ち砕かれるまで…
懸命に生き延びようとしていたのです
私こそが夢魔 闇夜を舞
薄闇の空間に押し込まれてく
私こそが夢魔 闇夜を穢し
満たされぬ杯にやがて零れる
満月の夜突然舞い降りる翼
こんな肉体は人でない 異形ダ!
なぜなら私は死に急ぐ堕天使
幾度ともなく絶望を味わう死神
紅蓮の刃に貫かれながら死んでゆく
|
|
|