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永き常しえの戦い
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作詞 有真澪 |
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私の記憶をまた打ちつけるように
どこまでも果てしない戦いよ
いずこへと移りゆく果敢ない時間は
見捨てられた人々に等しい
悲しみ=歓びならばすでに生きてはいない
永きこの愚かな戦いに幕を下ろすように
未来を掴んだその手は血濡れていたんだ
嗚呼 戦わなくてはならないの?
梦如きに翻弄されてはならないの?
初めてみた景色は戦場だった
焔が槍が爆風が包むその場所に
もう命は生まれたりしないの?
芽が見えるその時には
此の地上に人などいないというのに
「可哀想」其れは誰への言伝か
間違えも或るこんな世界など
どうしたら間違えることができるのか
あるいは選択肢を迫られたのか
まどろみ慈しむなら荒れた大地を抱いて
片翼を背負えば見えるかもしれないと臨み
けれど矛盾した國に翻弄されていたんだ
嗚呼 終わらない永久(なが)き戦いに
身を投じる僕らの命は尽き果てる
惨めな思いなんかしたくなかった
でもそこに僕らの意思などありはしない
偉い人を嫉んだって無駄だ
日が昇るとともに僕ら
命が沈んでゆくだけなんだから
最早 淡い望みを片腕に託した
悲しいよ でもそんな永遠を信じてるのは
お偉い様だけなんだ
嗚呼 きっと…………
平和を我等に………
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