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贖罪と赦罪の楽園
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作詞 有真澪 |
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確かに 泣いてたはずの 跡が消えた
乾いた頬に滑りゆく刹那、壊れた音が聴こえ
僕ら血を分けた兄妹 なのにすれ違う
孤独すら僕には纏わりつかない
君を抱きしめる 腕はもう 届きそうにない
だから屍の人形を代わりに抱きしめた
嗚呼 運命は打ち砕き もう 解(はな)放(た)れたいのに
きっと同じ空の下 君は何かを感じている
嗚呼 温もりは偽りでも さあ 逢えるそのときを
信じ続けたimage(イマージュ) でも何処にも見えない 世界
時には 喧嘩もしてた 壊し合い(ブレイク)
共に涙し抱き合った合間、世界は音を消した
僕ら夢を持つ兄妹 なのに切り離し
生涯会えないと言われ続けてた
幼き僕らは 理解できず 毎日泣いている
優位、劣等、差別、区別、格差、別れ、生死
嗚呼 何処かで文綴り もう 絶筆の日々
君は死んでしまったの? それすらも解らない絶望
嗚呼 君は命を断った 風の 便りが伝える
心が死んでいく ねえ なのに誰も言わない 世界は
生まれ変わるたびに 意識が告げてくれるなら
君を見失ったりはしないと 誓おう
嗚呼 僕も後を追う もう 悲しみに暮れ
灯消えていくのを 微かに沈んでゆこう
嗚呼 どうして空は こんなにも碧いのか
泣いてくれているのか それともこれは償いか
嗚呼 美しい君の姿が浮かぶたび 再会
嗚呼 運命は打ち砕き もう 解(はな)放(た)れたいのに
きっと同じ空の下 君は何かを感じている
嗚呼 温もりは偽りでも さあ 逢えるそのときを
信じ続けたimage でも何処にも見えない 世界を
悲しみは空を碧く碧く碧く染め上げる
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