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ロストデー
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作詞 有真澪 |
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もしもあなたが愛しているのなら
わたしも愛している、と抱きしめただろうか
時折流れる涙が示している
たとえあなたが誰を愛そうと
わたしはあなたを愛していたのだと。
目を閉じる 想う 解っていたんだ
好き、と言えない 透明な自分は…
誰よりも愚かであったことを…
雨が降った そこにあなたがいれば
傘を差し出し2人で歩いただろう
なのにまぼろしの一つも見えないで…
揺れる影が 期待を最高潮にさせ無駄にする
本当なら そこにいるはずの人を 感じているのは何故?
時はいずれ 忘れてしまう存在を消しかけて
かき分けよう 靄に覆われても見つけ出して見せる
もしもあなたが泣いていたときは
慰めながら思い出を懐かしく語り
謳うように奏でるように笑う
たとえあなたが他人を愛そうと
わたしはあなたを信じていたのだと。
目を開く だけど 誰もいなかった
暗闇の先に いてくれると思い
手を伸ばしてみたけど 掴むのは空気だけで
愛が堕ちる 誰もしらないまま
鉄が錆びるみたいに汚れてくだろう
なのに嘆きの声すら見失った
消える記憶 嗚呼たしかにあったはずの温もりを
奪っていく 後ろ姿は誰なの 「あなたであるはずない」
夢のなかで 忘れてしまう存在は笑っている
どうしてだろう 自分が消えていくのにずっとずっと
笑んだまま…
揺れる影が 期待を最高潮にさせ無駄にする
本当なら そこにいるはずの人を 感じているのは何故?
時はいずれ 忘れてしまう存在を消しかけて
かき分けよう 靄に覆われても見つけ出して見せる
きっとそれは 永遠の悪夢を見せるための手品で
誘惑する そこにいるはずの人を 感じているのは何故?
時はいずれ 失われたあなたの面影を見せ
奏でるだろう 時の詩人と成りて…。
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